平素より大変お世話になっております。
(有)西川総合建設スタッフです。
前回の冒頭の場所ですが、滋賀県米原市の醒ヶ井宿資料館(旧醒ヶ井郵便局)でした。
こちらの醒ヶ井の街ですが、江戸時代には江戸・日本橋を起点に伸びる東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道の五つからなる陸上幹線道を指す五街道の一つである中山道の61番目の宿場町として栄えていました。
清流・地蔵川沿いの風景が美しい地域に、明治11年(1878年)に設立された日本最古の養鱒場・醒ヶ井養鱒場があります。
醒ヶ井養鱒場では、雲仙山(1094m)山麓の鍾乳洞から湧き出た清流をつかって、
ニジマスをはじめ、アマゴやイワナ、琵琶湖固有種のビワマスなどが育てられています。
これらの魚は、刺身や塩焼き、フライなどでとても美味しくいただけます。
そして醒ヶ井駅のすぐそばにある地蔵川では、5月中旬から8月下旬にかけて
「梅花藻(ばいかも)」と呼ばれる花が、水中で咲くことでも知られています。
米原市はもちろん、長浜市街地からもそう遠くない場所にありますので、
近くに訪れられた際は、一度足を運んでみられてはいかがでしょうか。
さて本題ですが、ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されていることでも有名な”賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)”、通称“上賀茂神社(かみがもじんじゃ)”では今年の7月にオブジェの移設工事があり、当社はその移設工事に携わらせていただきました。
森の中にあるオブジェを神殿の前に移設するのですが、
史跡のため土を掘ることができません…。
しかし移設工事の依頼である以上、なんとしてでも動かす必要があります。
このような条件下だと、どうすればいいのでしょうか?
「 どうしてやろうかな・・・ 」
…オブジェを浮かし、クレーンで吊れるように組み付けを行いました。
その様子がこちらになります。
その後、クレーンから降ろされたオブジェに据付けを行い、
移設先である神殿の前まで曳(ひ)いて完成しました。
このように当社では、社寺仏閣修繕・文化財修繕工事も承っております。
個人所有の建物、有形文化財にかかわらず、お客様のニーズに沿ってご満足いただける工事を提供いたしますので、
お気軽にお問い合わせください。
宜しくお願いいたします。
(有)西川総合建設スタッフ
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<参考文献・URL>
滋賀県「醒ヶ井」の魅力とは(https://icotto.jp/presses/11531)
ニジマス料理専門店「おたべ」(https://maibarand.shiga.jp/nijimasu-otabe/)
五街道(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E8%A1%97%E9%81%93)
上賀茂神社HP(https://www.kamigamojinja.jp/)