平素より大変お世話になっております。
(有)西川総合建設スタッフです。
近年では古い建物を居住や事業などを目的として再利用する
「古民家再生」をあちこちで耳にすることが多くなりました。
古い建物を再利用すること自体はとても意義のある試みなのですが、
いざ再利用をするとなると、付いて回るのがお金の悩み。
家の周りや基礎などの補修や修繕工事、そして家や地盤の沈下修正工事となると
高額になりがちなのが現状です…。
そこで各都道府県では「木造住宅耐震改修等助成事業」や「空き家等リフォーム(改修)支援事業」などといったかたちで、
通常の建物はもちろん、古民家再生にも利用できる補助金・支援金制度を設けており、
その中には「古民家再生に特化した」諸制度を設けているところもあります。
今回の記事では、古民家再生に特化した諸制度の一例を紹介していきますので、
よろしければ是非ご参考になさってください。
・福井県 鯖江市「鯖江市伝統的民家活用推進事業」
福井県の伝統的民家(付随する土蔵含む)の新築と外観の改修工事などの費用の一部を補助する制度です。
新築の場合は工事費用の3分の2以内の補助になり、上限額は150万円です。
また改修の場合は工事費用の2分の1以内の補助で、上限額は新築同様150万円です。
(詳細:https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/bunshin/sichou-hojo.html)
・兵庫県「古民家再生促進支援事業」
既存ストックの有効活用、伝統的な木造建築技術やまちなみ景観の維持・継承を目的として、
地域の大工・建築士などによる古民家再生を支援する制度です。
工事費用の補助額は対象の経費区分によって異なりますが、
古民家の場合は最大500万円、歴史的建築物の場合は1000万円の補助になります。
(詳細:https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks26/wd27_000000038.html)
・岡山県「若者×空き家等活用×事業者支援事業」
岡山県の中山間地域において若者を雇用し空き家や廃校舎を利用して事務所などを設置する場合に、
県と各市町村から補助金を受け取ることができる制度です。
県の補助額は対象事業費の2分の1で、限度額は500万円です。
また市町村の負担額は対象事業費の4分の1で、限度額は250万円です。
★諸制度の詳細や他の地域に関しましてはExcelファイルをこの記事の最後に添付していますので、
ご参考になれば幸いです。
補助金・支援金制度を利用して古民家再生を行い、
長年にわたり培われた“歴史の中で”生活してみるのもいかがでしょうか?
当社では古民家再生に関する工事も受け付けていますので、
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(有)西川総合建設スタッフ