京都で曳き戻し!

 

平素よりお世話になっております。

(有)西川総合建設スタッフです。

 

いよいよ本格的に冬到来といった感じで、

こちら長浜市でも雪が降っていることが珍しくなくなってきました。

今週は大雪とのことなので、このまま積もらないといいのですが…。

 

それはそうと、先日京都で曳(ひ)き戻し工事をさせていただきました。

 

「先月に移動した建物の新しい基礎が完成した」とご連絡をいただいたので、

㈱総進建設工業様のご依頼で曳き戻し工事を行いました。

 

新しい基礎は水害対策として地盤が盛土されており、

以前の基礎より40cm上がった場所にありました。

そこに連動式の油圧ジャッキを設置し、寸法の足りない分をかさ上げしていきます。

その際、建物と新しい基礎の位置に1mほどのズレがあることが確認できたので、

レールを斜めに配置して、位置を調整することにしました。

(当社が開発したローラーは縦横自由自在に調整が可能です!)

 

 

建物の移動には押しジャッキを使用しました。

この押しジャッキは1分間におよそ60cm移動することができるという優れもの。

押しジャッキが伸びきったらいったん縮めて鋼材を挟み、

1.2m押した時点で押しジャッキを前にずらしながら設置し、再度建物を押していきます。

これを繰り返すことによって、建物を指定の位置まで移動させていきました。

 

 

このように、建物を基礎上まで移動することができました(約2時間)。

建物の四隅に下げ振りを設置しているのですが、斜め曳きの結果…

 

 

ぴったり基礎の隅に合いました!

本来なら2回移動のところを1回の移動で仕上げることができました。

このような技術によって工期の短縮をはかることで、

費用の削減に繋がっています。

 

 

いかがだったでしょうか?

今後から施工の様子もぼちぼち更新していく予定ですので、

何卒よろしくお願いいたします。

 

お問い合わせ先はこちらから!

https://n-network.com/contact/

 

(有)西川総合建設スタッフ

 

 

関連記事

  1. 羽柴秀吉によって長浜城の城下町として整備された市街中心で『バ…

  2. 奈良のカボチャはスイカのような香り

  3. 某大手メーカー工場内のピット(地下に設けた配管を通すための空…

  4. 羽柴秀吉が初めて城主となった地域(琵琶湖を含めた市域面積が6…

  5. 安息角抵触部分の地盤強化in太秦

  6. 🗾ヤマト王権の日本海側入口として盛え、『海のある奈良』と呼ば…

PAGE TOP