去年の秋口の工事ブログを今頃書いてます。昨年は忙し過ぎました💦
草津市にある若宮神社の社務所が部分的に沈下しており、修正のご依頼を頂きました👷
隣が田んぼで現在の社務所の場所も田んぼだったとお聞きしていました。田んぼ土が残っている事も考えられ、『薬液注入工法』では再沈下の可能性が残るかもしれません。今回は『鋼管杭圧入工法』で支持層から建物を支える事にしました👆

若宮神社 社務所
部分修正のため機材資材は鳥居を潜れる1t🚚で搬入します。鋼管杭Φ114.3*4.5も余分を見て搬入します。

鋼管杭
昔に一度沈下した建物を持ち上げて基礎を増し打ちしているとの事でベースが分厚くなっています。外部から掘削を進めますが一部内部の畳を撤去して内部からの作業を行います。和室の場合は床撤去が可能なため、フローリングと違い撤去すれば床下作業が減ります。見積もり段階で撤去を想定した内容でご説明させて頂いております👆 養生をキッチリして埃を最小限に抑えます。
掘削が終わった場所から鋼管杭を圧入していきます。油圧ポンプを使用して建物を持ち上げる反力が得られるまで鋼管を圧入していきます。
鋼管杭圧入箇所を全体に持ち上げ微調整を行います。
レベル修正後の数値を確認して頂いてから埋め戻しと空隙充填に移ります。