新潟市西区立仏で家の傾きを修正👷 早い段階でご依頼頂いたのですが施工が遅くなりました💦

去年の工事を今頃ブログに上げてます💦 更新急ぎます🌟

能登半島地震で液状化し建物が沈下した新潟市の物件です。沈下修正のご依頼は早い段階で頂いていたのですが、工事の遅延や油圧機材の重複による機材不足が重なり、着工をお待ちいただきました。

工事はほぼ全体修正ですが水廻りの破損や修復を避けるため基準点をずらし、水廻りに影響出ない範囲での修正としました👷

ダブルロック工法による沈下修正です。修正後は第三社の保険会社から沈下10年補償が付く高クオリティーの施工を行います👆 補償の有無って大事ですから補償の話を出せない企業様が居りましたら???っと疑って下さい。

油圧ジャッキを大量に使用する物件は他社様は受けたがらない様です。こちらの物件は弊社の設計で26ヶ所の油圧30tジャッキを使用し、連動ポンプにて建物の傷みみを最小限に抑えて建物を持ち上げます🌟 この連動ポンプを所持しているのは他には新潟で活躍している我妻組さんくらいです。他社のジャッキ事情をお聞きする機会も有るのですが15~16台すら持ってないところが多いようですね💦 それではジャッキ複数台が必要な物件は手が出せません💦

連動油圧ポンプの各バルブから建物全体に油圧ホースが延び、基礎下の油圧ジャッキに繋がります。この操作盤を利用して圧を確認しながら各ジャッキを操作します。

各バルブの圧力がデジタルで表示されているため見やすく間違いもありません♪ この圧を確認しながら建物の負荷を分散させながらレベルまで修正するには”感覚”を養う必要があります👆マニュアルにはないその場の判断んでON・OFFを素早く入れ替え、全体を把握する能力を”職人技”っていうのかも?

油圧ジャッキで建物を上げた状況です👷 基礎が割れない様に適所にジャッキ配置計画するのも設計の技術です。現地調査の段階で施行時を描いて建物を上げるまでの工程を想像し、積算を行っております✊

今回想像だにしていない事が一点、内部基礎の立上りに人通口が一切ありません💦各部屋ごとで四角く区切られておりジャッキが仕込みに行けません💦

仕方なく点検口を設けてもらいましたが内部で基礎下トンネル掘削を擦る箇所も有り・・・最終的に遅延してお客様にはご迷惑おかけしました。

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