曳家の工法③

 

平素より大変お世話になっております。

(有)西川総合建設スタッフです。

 

ハロウィン一色だった街もすっかりクリスマスモードに突入。

街中ではカボチャの置物に取って代わって、クリスマスツリーが飾られている様子をよく見かけるようになりました。

そんな季節の移り変わりを楽しくは思うのですが、歳を重ねるにつれて時の流れの速さを切に実感する今日この頃です…。

 

前置きはさておき、シリーズ「曳家(ひきや)の工法」第3回。

最終回である第3回は「スクエアフレーム工法」についてお届けいたします。

 

従来の技術であった「丸太角材工法」や「レール工法」は建物自体を曳くがゆえに、建物本体を傷つける危険性を常にはらんだ技術でした。

そこで「スクエアフレーム工法」は建物を曳かずに、建物もしくは基礎の下に組んだ角形鋼材のフレームを曳くことによって、建物を傷つけずに移動させることを可能にしたのです。

 

 

建物もしくは基礎の下にフレームを組むことは、建物の壁に穴を開けるまたは基礎の主筋を断ち切る必要が無いことから、

修繕の必要がほとんどないため耐震性の不安が解消されました。

修繕の必要がなくなったことは工期の短縮を実現し作業員も少なくなるため、従来の工法と比べて工費を抑えられるようになりました。

さらに当社ではスクエアフレーム工法に必要となる機材を独自に開発、施工精度の向上にも繋がっています。

 

 

ここまで全3回お付き合いいただき誠にありがとうございました。

工法はさまざまですが、当社ではお客様のご要望にお応えしどの工法にも対応しております。

曳家工事のことで何かございましたら、何なりとご相談ください。

 

よろしくお願いいたします。

 

(有)西川総合建設スタッフ

 

<参考文献・URL>

真日本曳家協会HP(http://sin-hikiya.com/)

 

 

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