京都の㈱三角屋様のご依頼で京都市上京区で町屋の柱上げ・レベル修正を行わせていただきました👷
京都市上京区の路地を入った場所にある古民家で軽自動車がギリギリ進入出来る程度の道幅しかありません。
電柱もあるので片側は人しか通れません。
長い路地をバックで進入し突き当りの古民家です。
事前に現地確認した際に、この施工条件では組付に必要な鋼材や機材の搬入が困難な事を伝えさせて頂きました。
左京区にある㈱三角屋様の事務所駐車場に一旦資材を運び込み、小運搬する事で何とか施工可能な状態になるかなと・・・💦
㈱三角屋様の現場監督も軽トラックで運搬を手伝って頂きました。ありがとうございました🌟
さて古民家の再生ですが、現在柱が石又は土の上に載った状態で根腐りが生じており、建物の沈下も見られます。
今回改修に伴い土台取付と基礎を新設するため、壁を持ち上げた状態にします。
柱の通芯が通ってない状態ですので柱一ヶ所ずつキャンバーで凹凸を修正しながら鋼材を組付けます。
一ヶ所梁を支えている桁があるのですが、どう見ても強度不足です💦
柱で下から受けていますが、持ち上げた際にどのような影響が出るのだろうか?っと冷や冷やしながら念入りに柱を固定していきます👷💦
無事レベル修正したうえで壁を持ち上げています。
基礎完了後に組払いを行って、2日間の小運搬搬出作業を行います👷