ゴールデンウィークが過ぎて着工を調整していた物件が重なってきました。
既に5月末に着工予定を6月に延期、6月の予定もパンク状態で・・・さて、どうするか・・・👷💦
愛知県にて鋼管杭圧入工法による沈下防止工事および一部沈下修正工事は、
掘削範囲に多数の埋設配管が存在し、十分な掘削ができない状況です。
この問題は、掘削とコンクリート土間の厚み(斫りが難航)が原因となって遅延が発生しています💦
この物件は新築時に地盤の沈下対策が行われず、現在約10mmの沈下が発生しています。
全体を鋼管杭で支持することで沈下を防止し、さらに沈下修正も行い、沈下10年補償もつきます。
内部の鋼管杭圧入は特別な方法で土間上から施工しており、近々公表する予定です。
これにより、従来は工場の土間などでも薬液注入やウレタン注入しか行えなかった沈下対策が「鋼管杭圧入」によって施工可能となります。
おたのしみに!
次に徳島県の現場はクレーン付きトラックの入れない林道先にある立派な日本住宅です👷
この建物では、延石を使用した基礎が建物の重みを支えきれず、さらに盛土の圧密により建物が約7cm沈下しています。
表面波探査地盤調査の結果、地下5mに支持層が存在することが判明しました。
このため、鋼管杭圧入工法を用いて建物の柱を支持します👆
一部のリフォーム改修が既に行われ、床面は水平にレベル調整されていますので、施工範囲を狭めて修正の高さを調整します。
完全な修正は不可能ですが、違和感を軽減することは可能です。
換気口から床下を確認すると地割れ有り💦