昔からのお付き合いのある岡崎市の犬塚建築様のご依頼で愛知県岡崎市で沈下修正工事を行いました👷 離れの2部屋をリフォームするにあたり短辺方向に≒6cmの建物傾斜が見られました。
鋼管杭圧入工法は基礎下で作業が出来るように掘削します。1m角程度の竪穴を基礎下から75cmの深さまで掘削します。
梅雨時期ですので雨が降ったら掘削穴に水が溜まり施工が困難となると工期が延びる旨をお伝えしたところ、内部の床を全撤去していただけました。元々リフォームで造り替える予定だったそうで鋼管杭圧入を全て内部から施工出来ます。有りがたい事です👆
掘削土も室内に積み上げて運搬を出来るだけ減らしています👆
確鋼管杭に設置した30t油圧ジャッキと連動油圧ポンプを接続して建物を持ち上げる準備完了です👷≒6cmの沈下であれば修正に時間はかかりません(仕込みに時間がかかります💦)無事レベル修正も完了、空隙充填作業に移ります。
よく『基礎下の充填はどうやってするの?』との質問を頂きます👆 杭位置に充填するだけで基礎下は充填出来ないイメージがあるのでしょう👷
弊社の使用する充填専用の「バルクアップ材」は流動性がよく、杭と杭の間の基礎下の隙間にも流れ込みます。また一般グラウトと違い、充填後に体積が増える(1.5倍程度)材料です。空隙を残さずに地盤と基礎下を一体化させます。
隣の穴から基礎下端を通って横の掘削穴までバルクアップ材が流れている様子です📸
バルクアップ材は比重も軽く強度もあるため色々な場面で役に立ちます👆