沈下修正工事(埼玉県さいたま市)

薬液注入

《  現場班・関東営業スタッフ  》

平素よりお世話になっております。

新型コロナで大変な時期ですが、沈下修正工事の施工に安全を保ちながら日本全国飛び回っております。

(※出来る限り接触を避けております・検温や消毒も毎日行っております)

 

今週は滋賀県と埼玉県で沈下修正工事を行っています。

滋賀県では、昨日(月曜日)にレベルの立会い確認後、埋め戻し及び空隙(くうげき)充填に入りました。

一般のグラウト材でなく『バルクアップ材』を使うことで、比重が軽くて空隙残りが無い充填が出来ます。

予定では木曜日に資材搬出をし、完了となります。(後日談:予定より一日早く工事を終えることができました。)

 

埼玉県ではダブルロック地盤改良中です!

建物横のスペースが狭いため、建物内部からも薬液注入を行います。

床下点検口がある洗面所に、汚れ防止のシート養生を全体にしました。

廊下に薬液ホースを通すため、床養生も怠りません。

この養生は夕方の作業終わりには毎回外しています。

施主様に出来る限りご不便をおかけしないよう、常に心掛けています。

 

地盤改良後は機材を一旦持ち帰り、連動油圧ポンプユニットと油圧ジャッキ類に切り替えます。

周囲が狭く沈下量が150mmと大きい場合は、薬液レベル修正に伴い境界ブロックや隣地への薬液進入も考えられます。

地盤の隆起が隣地側にも出る可能性も有ります。

マウントした地盤を元には戻せなくなるため、油圧調整器併用で建物を持ち上げる安全な方法で沈下修正を行います。

さて、GWまでに完了出来るのでしょうか?

 

 

 

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