信楽焼のタヌキの横で沈下修正

長い間お待ちしていただいていました湖南市の沈下修正工事着工です。お盆前に伺える予定でしたが8月前半の悪天候の連続で工事工程が全て遅れました。ご無理をお願いして何件か物件をお盆後に変更していただきました。

この建物の和室と廊下の壁が表から裏まで沈下しており、他の部分は問題ありません。局部的な沈下です。ちょうど和室ですので畳と下地の板を撤去させていただき、そこからダブルロック薬液注入を行います。基礎下に薬液注入する事で地盤を隆起させ建物を持ち上げる計画です。壁全体をマスカーで養生し、準備完了です。地盤調査の結果もそこまで悪くないので早い段階で建物が持ち上がると想定しています。

ユニックで機材搬入を行いダブルロック材・セメントも搬入完了です。今回は敷地が広く使えるので細かい配置計画することなくどんどん置いていけます。設置及び作業スペースが広いとありがたいです。

基礎のベースを確認するため注入位置を決めたあと掘削作業を行います。柱部分は独立基礎の様にコンクリートが打たれていました。基礎の接地面積が広いほど建物は下がり難くなります。実は薬液注入の沈下修正では基礎接地面が広いほど建物が上がりやすく、施工しやすくなります。ベタ基礎の建物の沈下修正が薬液注入で行なわれるのは、下から受ける圧を布基礎よりベタ基礎の方が受けやすいからです。布基礎は基礎の無い部分に逃げる場合があるため微調整が難しく、連動油圧ジャッキを併用する場合が多いのです。

いよいよダブルロック薬液注入を行います。玄関の柱も沈下して、束石で受けている庇柱は最初から浮いています。信楽焼のたぬきを横に作業を進めて行きます。立派な信楽焼ですので工事中に絶対割らない様に注意!(工事班、危ないので移動させてください)

 

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