今回、由良川沿いの水害対策で地盤の『嵩(かさ)上げ工事』を数多くご依頼いただいた総進建設工業様より沈下修正工事のご依頼を頂きました。
嵩上げ工事では現在NETIS登録されました嵩上げ工法『バルクアップ工法』で施工させて頂いてます。
今回の沈下修正をご希望されている建物は木造2階建て・布基礎で沈下量が45mmです。
引っ張られるような床の勾配で、建具が動かない状態です💦
梅雨の大雨でワイパーも間に合わないような豪雨でしたが、
今回は建物から擁壁が近すぎるため、内部からの施工なので外の大雨は問題ありません👷
(問題ありはカメラのレンズが曇って着工写真の撮れ高が非常に少ない物件です・・💦)
内部の床を撤去して状況を確認します。
床の勾配が大きい場所に恒例の基礎クラックが入っていました💦
コンクリートは伸縮しないのでどうしても沈下に伴いクラックが発生します。
布基礎の場合は建物が傾いているかな?と思ったら基礎のクラックを確認してください👆
ベタ基礎の場合は全体に沈下している場合が多いので、基礎のクラックが少ない印象です👷
窓廻など下地のボードの継ぎ目などにクロスが割けたりシワが発生している症状も、沈下している建物の症状にありがちです。
今回も2階の部屋にはクロスの破れなど多々ありました💦
さて、沈下修正に取りかかります👷🔨