先日4/1に石川県地震から3ケ月経ち、その日のNHKで弊社の工事状況が放映されました。現在は新潟市西区小針で液状化により30cm沈下した建物の修正しています。
鋼管杭圧入工法ですが布基礎で且つ周囲が狭いため、内部の床を一部撤去して作業に臨んでおります👷
間知石ブロックがズレてそこから砂が大量に流れだして基礎が浮いた状態になっておりました。
掘削を勧めると思いもよらない事が!
建物の上部に隣地建物がありその向かいの道路の排水管Φ250が、なんと敷地内のこの物件の下を通って下に流れています。且つその排水管が破損しており、下流は砂で一杯💦
上部からは道路の排水が流れて敷地内で広がる状態です👆 これでは建物を直しても排水が敷地内に溜まるので地盤にも良くありません。
そしてレベル修正後に空隙充填(弊社はバルクアップ材を使用しています)を行うのですが、その充填材が配管に流れる恐れもあります。
どんな傾いた建物でも沈下修正する自信はありますが、擁壁や排水管系の被害は対応が難しい場面もあります。
今週中には全箇所の鋼管杭が打ち終わりますので週末から建物を上げ始めます👷