去年の9月からブログ更新が滞っておりました💦 能登半島地震の影響による家の傾き修正が遅延による重複が発生したため、私含めて事務所総出で工事に取り掛かっておりました👷✊
新潟市西区鳥原で沈下修正工事を9月末から着工しておりましたが、無事12月に完了しました。
ダブルロック工法での沈下修正工事です。隣地との距離が狭いため周囲から建物内部まで薬液を注入する事が難しく、内部和室の床を撤去して内部から薬液注入する計画としました。
十分に養生を行って汚れを防止します👆 隣が寝室になるので埃は部屋から出せません💦
薬液注入を行うため二重ストローク管で削孔します。≒10cm角程度の開口があればロッドを刺すことは可能です。
深さは地盤調査データによって判断し、削孔時の地盤から伝わる感触による判断も加えます👷 ロッドがストンッと抜ける層もあります。
周囲の薬液注入も隣地までの距離が近いので気を使います💦 5~15秒のゲルタイムですのでロッド中心から2m程度まで広がると固まってきます。隣地まで2m以上の余裕があると安心して注入するのですが、今回は砂地で且つ1m程度しか距離がありません。隣地に薬液が回る可能性も十分あります。圧力メーターを確認しながら無理をせず注入作業を行いました👷
各部屋の何点かレベル計測を行って基準点±5mmの精度まで修正します。性能の良い油圧ポンプを使用したレベル修正はその精度まで修正可能です‼
今回は最大150mmの沈下でしたが精度内まで修正完了しました🌟
今回は隣地との距離がないため薬液注入作業の進捗が遅くなり、またジャッキ数を増やしたことによる手間により予定より工期が遅延してしましました💦