伊賀流忍者の里、松尾芭蕉生誕の地として知られる三重県伊賀市で沈下修正工事👷

三重県伊賀市滋賀県甲賀市とは、伊賀流忍者甲賀流忍者に因み忍術対決が行われるそうで、

負けた市は勝った市のPRポスターを1年間掲示することになっているそうです。

滋賀に居ながらその勝負がある事を知りませんでした💦今年はどうなんだろう?

今回は森岡建築様のご依頼で伊賀市に向かいました。

何十年かけて沈下が続き、もう落ち着いたかと思ってユニットバスに改修された後も沈下が進んだため、

沈下防止とレベル修正をすることになりました。

沈下部分は隣地と1mも離れておらず、

且つ隣地境界にコンクリートブロック塀があるためダブルロック工法では塀を傷める可能性があります。

道路を挟んだ駐車場が機材設置場所になるのですが、さすがに薬液ホースを道路横断させるのは・・・💦

との事で鋼管杭圧入工法で施工させていただくことになりました👷

 

機材搬入 3tユニック

沈下部分のコンクリート土間を斫(はつ)り掘削準備を進めて行くと、想像してない事態が💦

庭石が地盤にいくつも埋められています!施主様もこの石の事はご存じなかったようです。

事前に表面波探査法で地盤調査をした際に、沈下部分の支持力が表層から300kN/㎡を超えていました。

狭い場所での調査ではコンクリート(建物基礎・コンクリートブロック塀基礎)の影響でデータが採れない場合もあり、

今回もその現象だと判断して離れた場所のデータで確認しました。

まさかこの石のデータを拾っていたとは💦

この石を撤去しないと鋼管杭の掘削が出来ません。

石の掘削から始めます👷

石の撤去作業

石の置き場もないくらい石がゴロゴロ出てきました。

石と石の間の土がほとんどありません。

沈下原因の考察として、埋め戻しの際に石を大量に入れたため土が転圧できず、その隙間に土が流れて土量が減り地盤が沈下したのではないでしょうか?

今回は鋼管杭で支持層から支えるため今後土が減る事があっても建物を支持できます。

鋼管杭圧入 支持金物溶接 施工状況

鋼管杭を全て打ち込んだ後に建物レベル修正を行います。

施主様に内部床計測結果を確認して頂き修正完了です。大変喜んでいただけました(^▽^)

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