京都府京丹後市 S様邸沈下修正工事

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沈下・傾き修正
京都府京丹後市　S様邸沈下修正工事

沈下・傾き修正

京都府京丹後市　S様邸沈下修正工事

傾きのない家が当然

　京都府京丹後市の㈱山添電機様のご依頼で、木造2階建・布基礎・沈下量4㎝の沈下修正工事を行いました。
　お孫さんたちが遊びに来られるのに、家が傾いているのが嫌だと工事を希望されました。
　生活している中で徐々に傾いていると気づかない場合もあります。傾きの判断は下記を基準にしています。
　平成12年建設省告示第1653号『住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)』第70条の規定にもとづく『住宅紛争処理の参考となるべき技術的基準』を参考とし、傾斜が3/1000～6/1000（10mで3cm～6cm）で一定の構造耐力上より、主要な部分に瑕疵が存在する可能性があります。6/1000を超えると高いものとして判断されます。

　沈下側が昔ながらの石積み擁壁です。
　石積み裏の空隙などにより、土が流れて地盤が痩せた可能性があります。
　表面波探査法で地盤調査を行って支持力を確認します。犬走りが近いため表層データは無視し、深い場所の支持力を確認します。そのデータに基づいてダブルロック工法での施工としました。
　注入の際に石垣の目地から隣家に薬剤が流れる可能性も説明し、清掃の際は隣地に入らせていただけることを条件として施工しました。

　ユニック（クレーン付トラック）で資材および機材を搬入しました。
　敷地内にユニックを駐車することができず道路も狭いため、㈱山添電機様に近くの工場の従業員駐車場を一部お借りしていただけたので、大変助かりました。
　ユニックの駐車はいつも頭を悩ます問題です。ユニックが駐車できず、小さい車で運搬することになると、回送が増え施工金額にプラスされてしまいます・・・。