鹿児島県志布志市志布志町山宮神社沈下修正工事

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沈下・傾き修正
鹿児島県志布志市志布志町　山宮神社沈下修正工事

沈下・傾き修正

鹿児島県志布志市志布志町　山宮神社沈下修正工事

遠方でもご相談があれば向かいます！

　金城重機㈱宮崎営業所様のご依頼で、鹿児島県の山宮神社境内にある授与所の沈下修正工事を行いました。
　建物の半分ほどの範囲には沈下があまりみられませんでしたが、中心から沈下側に12㎝以上沈下していました。内部計測をしている時点でふらついて、頭痛がするほどの勾配です。ベタ基礎とお聞きしましたが、基礎が折れていると思われました。
　ダブルロック材を用いた薬液注入で地盤改良しながら修正を目指すのですが、折れた状態のまま上がる恐れがあるため、連動油圧ポンプを使用した修正も視野に入れて工事に臨みます。
　こちらの施工前に熊本県内で工事を行っていたので、鹿児島まで3時間程度で着きました。
着工した週末に巨大台風が来たため、雨と養生で工事が遅れました・・・。

　隣の敷地からユニック（クレーン付トラック）で入りフェンス越しに敷地内へ機材を設置します。
　相当数の薬液を想定しましたが、それ以上に薬液が入っていきます。
　油圧ジャッキに切り替え上げたことで、基礎下の土が痩せて空洞ができていたことが判明しました。
建物を持ち上げるまでに薬液がそちらに流れて空隙処理が追い付かない状態でした・・・。

　沈下部分を上げると建物の中心部分も折れた状態で持ち上がります。
　薬液注入の良い点は広い範囲で地盤を隆起させて持ち上げられることですが、今回のように持ち上げてはいけない箇所が存在し、基礎がつながっている場合はピンポイントのチカラで建物を持ち上げなければいけません。
　そのため、事前に想定した連動油圧ポンプに切り替えて建物を持ち上げる修正に切り替えました。
地盤改良をしているので、反力はすぐ付きます。