滋賀県大津市 F様邸沈下修正工事

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沈下・傾き修正
滋賀県大津市　F様邸沈下修正工事

沈下・傾き修正

滋賀県大津市　F様邸沈下修正工事

「耐圧板工法で大丈夫なのか」を調査します！

　滋賀県大津市の沈下修正工事を行いました。部分沈下で擁壁側のみ沈下が見られます。ヒアリングでは長い年月で沈下したとのことでした。ダブルロック工法と耐圧板工法の提案をしましたが、耐圧板工法を選ばれたので確認のため表面波探査法で地盤調査をし、支持力を確認することにしました。結果、圧密沈下で布基礎を支持する最低限の30kN/㎡を越えていたため、耐圧板でも大丈夫であろうと判断しました。

　機材機器は車庫内に設置させていただきました。カーポートに屋根があるためユニック(クレーン付トラック)のアームが使えず、ギリギリの位置から押すように車庫内に設置しました。今回は油圧ジャッキ数も少ないので接続口が1つだけの操作盤を使用します。工事期間中は駐車ができないため、施主様には車を別の場所に置いていただきました。

　建物と擁壁の間はコンクリートが打設されています。油圧ジャッキと支持金物を設置するためには45cm角の開口が必要です。その開口から掘削し基礎下に横掘りをします。大きい穴の場合、作業はしやすくなりますが、工事完了後に土間復旧をすると不格好になるため、できるだけ小さい開口で完了するように心掛けています。