富山県高岡市で石川県地震の液状化で炭化した鉄骨3階建ての事務所兼住宅に伺いました👷 工事はお願いされているのですが、基礎図面が無いため、及び鋼管杭の本数が多いため正確なデータが欲しいと試掘及び鋼管杭の試験打ちをさせて頂きました👆 表面波探査法で地盤の支持力は確認しているのですが、基礎の深さ等より杭長が変わります。74ヶ所の鋼管杭で1mの誤差が出るだけで74m分の見積もり書との乖離が生まれます💦
掘削を勧めると大量の水が湧いてきました🌊🌊🌊 地盤面から1.4m下で噴出した水が砂を運んで掘削が進みません💦 水中ポンプを使用して掘り進めます👷
水に浸りながら鋼管杭を圧入していきます👆弊社は鋼管杭専用のジョイントを使用しているため一本一本の溶接作業がありません。再度から2tのチカラにも耐えうるジョイントですので安心です。
油圧ポンプの圧を確認しながら持参した鋼管杭を打ち込み終わりました。最後に支持金物を取り付けて圧を利かせます。その状態でナットを閉めて固定、内部に補強の鋼管を取り付けます。今回の試験打ちで得たデータをもとに施工方法等を検討します👷👆
この物件の周囲では沈下した建物の解体が進んでいました。公費解体が6月末までが期限との事で、沈下修正を検討する間もなく解体されている状態です。
ご相談頂ければ現状調査して沈下修正が可能か判断させて頂きます。お気軽にお問合せ下さい👷