福井県小浜市 S様邸沈下修正工事

ホーム
施工実績
沈下・傾き修正
福井県小浜市　S様邸　沈下修正工事

沈下・傾き修正

福井県小浜市　S様邸　沈下修正工事

床下作業が基本です！

　福井県小浜市の沈下修正工事を行いました。1年前に別の業者様からご依頼があり、沈下修正工事の見積書を出していたのですが、この家を買われる施工主様が不動産屋から見積をいただいたとのこと。
　着工前に再計測を行いましたが、沈下は進んでおらず一安心。裏にあった建物に付属した小屋は、施工主様が自ら解体されました。
　工事は耐圧板工法の部分上げです。和室２間が、擁壁側に向かって48mm沈下しています。縁側の外にサンルームも付属してあり、傷めずに直るようにアルミの躯体を確認しながらの施工でした。
　施工完了後は、今まで動かなかった２階の建具が動くようになったと喜ばれていました。

　和室はすべて養生を行います。床板を部分的に撤去して床下に入れるようにします。
　仏間や床の間は撤去が出来ないのでほぼ床下作業になります。
　床下と室内を行き来しますので、汚れないようにやり過ぎなくらいの養生は心掛けています。

　床の間、仏間、押入れのラインに基礎がありました。
　２階の壁が半間中に入っている建物なので、あってもおかしくはありませんが、油圧ジャッキの設置数を増やす必要があります。すぐに分流器を用意してジャッキの振り分けに対応します。
　自社施工の強みは施工条件の変化にすぐ対応できるところです。
　窓口だけ立派で下請けに出している業者もありますが、問題があってもすぐ対応できない上に、変更になった場合は、お金の話で工事がストップすることがあります・・・。

　建物をレベル修正して施工主様に確認していただいたあと、空隙充填を行います。
　グラウトポンプに当社のバルクアップ充填材+セメントで、強度があり比重の軽い流動性の良いグラウトを空隙に充填します。
　バルクアップ材は充填後に1.5倍に体積が増えるため空隙残りがありません。ただのグラウト材では充填が完全にできたのか判断がつかないため、高価ですが専用の充填材を使用することにしています。
　床下の充填作業は暗く、基礎下端一杯になるまでひたすら待ちます。