建物を移動する

積水ハウスの建物移動

積水ハウスの布基礎も移動可能です!

 ㈱創翔様のご依頼で京都府で積水ハウスの住宅を移動を行いました。
 地盤を高くするのが目的で、隣の敷地に基礎ごと移動し仮置きします。元の敷地の地盤造成が終わった段階で建物を曳き戻します。
基礎が布基礎であったため、ベタ基礎施工時よりも油圧ジャッキ設置個所を細かくし、建物や基礎に影響が出ないように注意を払い施工しました。

 連動油圧ポンプを使用して積水ハウスの住宅を持ち上げます。
油圧ジャッキの数が多いので各ジャッキを制御し、建物の水平を崩さずに持ち上げていきます。

 隣の敷地まで道を作ります。
道づくりは移動範囲の中で最も高い位置をゼロとしてすべての道を水平に合わせます。
余りにも凹凸が激しい場合は重機で敷地整生を行います。今回はある程度まで重機でならしてからの道づくりとしました。

 造成した地盤の上に建物を載せるためには、造成した高さに合わせて建物を持ち上げる必要があります。
CB積で土留めをした部分まで建物を移動し、その場で持ち上げます。
持ち上げた後に道を作り直して、造成地に曳き込みます。

 

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